淡々と並々と ~Indifferently & Extraordinarily~

2013年~CAバークレー 2017年~CAマウンテンビューで車を持たないアメリカ生活

文化の違い?

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(学校の近所に居るノラネコちゃん。触りたい!けど、触っちゃダメ!)

ある日、アダルトスクールのクラスメイトからメールがあって

「明日、わたし学校行くの遅くなっちゃうから席を取っておいて。」

と書かれていました。

今、アダルトスクールは新入生が15人入って

もういっぱいいっぱい。良い席を取るのが大変なのです。

そんな状況で椅子にバックを置いて

席を取っておくなんて、私にはとてもできないと思い、

こう返事しました。

「私は目が悪いから、普段なるべく前の席を取ろうと思っているの。

前の席は人気があるから取っておけないと思うわ。

ごめんなさい。」

その後、その友達は何度か私の席を取っておいてくれたこともありましたが、

私の方が学校に行くのが遅いので

私が彼女の為に席を取っておくことはありませんでした。

ある日、彼女と隣の席になった時に彼女はこう言いました。

「並々、明日もこの席に座りたい?」

私は

「そうね。」

と言いました。

彼女はその日の授業が終わると

使っていたテーブルの上に学級文庫の本を積みました。

私は

「何してるの?なんで本を置くの?」

と聞きましたが

「午後の授業が ※※※」

とかで、何を言っているか解らなかったので

私はしつこく何度も聞きました。

聞きながら下校してしまったので本はそのまま。

私は

「あなたは明日の席をキープしたの?」

と聞いたら

「そうよ。いいでしょ!明日も同じ席に座れるわ!」

と言いました。

そうかー。私自身、気持ちを伝えられていなかったことに気づきました。

そして

「私はそれは好きじゃないの。

私は早く来た人が良い席を取るというのが良いと思う。」

と言いたいんだけど伝わらない。

三回くらい色んな言い方で言ってみたんだけど、やっぱりダメ。

こういう「ちゃんと順番に」みたいな感覚って伝わりにくいのかなぁ。

もうしょうがないからGoogle翻訳を使っちゃった。

ホントに伝わったのか解らなかったけど

彼女は「アイ、アンダスタンド。」

と言ってくれました。

翌日、本は退けられて、ちゃんと別のクラスメイトが座っていました。

そして、彼女本人はその日お休みしていました………………。

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