淡々と並々と ~Indifferently & Extraordinarily~

2013年~CAバークレー 2017年~CAマウンテンビューで車を持たないアメリカ生活

試される親切心

今日CVSファーマシーへ行きました。

○CVSファーマシー

http://www.cvs.com/

http://www.yelp.com/biz/cvs-pharmacy-el-cerrito

CVSのみ.jpg

(色々売ってて便利な薬局です。)

すると、お店の入り口の真ん前に人が倒れています!

年の頃は70歳位のアジア系の女性です。

これは助けなくては…………いや、しかし

ここはアメリカです。

これはスリの技の一つかもしれません。

大体、こんなに人通りの多い所で誰にも助けられず寝たままと言うのはおかしいでしょ。

めんどくさい事にはかかわらないのが一番。

うーーー、でも通り過ぎることが出来ない!!

どうしてお節介なんだ!私!

私は自分の持ち物をチェックしました。

ポケットに盗まれそうなものは入っていないか。

カバンのポケットの中身は大事な物か。

貴重品はカバンから簡単に取り出せないようになっているか。

よし!!助ける!

女性は、両足共に弱い方でいったん倒れてしまうと自力では立てない身体でした。

ここバークレー近辺では足の悪い方、目の悪い方などが

一人で出かけているのを良く見かけます。

街の作りもハンディキャップのある方に配慮された作りになっていますが、

何かあった時は本当に大変な事になってしまうのです。

女性は腕の力も弱く、私が支えてあげた位では立てませんでした。

肩を貸してあげても、それを使って自力で体を支えられないのです。

その女性は言いました。

「あなたでは無理よ。今まで2人の人が私を助けようとしたけど駄目だったわ。」

「2人!?」えーー!

という事は誰かが助けようとしたけど、駄目だったからってここに放置して行ってしまったの?

どうなってんだ!

私は店員さんを呼びました。

なるべく力のありそうな男の定員さんを探して呼びました。

そして店員さんと私で力を合わせて、何とか彼女を立たせることが出来ました。

よかったーー。

それでも、私は自分の持ち物をもう一度チェックしました。

何も盗まれてはいませんでした。

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